飼育小屋の中身

「……ああ…はい……そうです、ね…」
「ご…ごめ…ごめんなさっ…許して…　私を許してくれ…！」

アヴェルス（Avels）/ダイケンキ♂
がんばりやな性格/体が丈夫
22歳/181cm
一人称/二人称＊私/貴殿、貴女

・イッシュではない別の土地からやって来た(元)騎士。
・人一倍努力家なのに人一倍対人恐怖症という報われない性格をしている。
・とある出来事によってそのコミュ障っぷりに拍車がかかり、チーム内では浮いている。
・負い目を感じて生きているせいか暗い。人と目を合わせて話すことができない。伏し目がち。
・死んだように生きてきたので、身嗜みには頓着せず若白髪も生え放題である。
・騎士として戦ってきたため戦闘力は高く、忠誠心も強い。


▼負い目を感じる理由▼
異国の騎士団に所属していた頃、彼には戦友で唯一無二の親友がいた。
その親友は所謂天才でアヴェルスにはないものをたくさん持っており、彼はそれを少し羨ましがっていた。
ところがその嫉妬や羨望などの醜い感情が気付かないうちに内に蓄積していき、
“親友を殺す”というひどい悪夢に魘されることになる。毎晩そんな悪夢を見続けたせいで
夢と現の区別がつかないくらい精神がやられ、すべてから逃げたくて、ついに現実で本人を殺そうとした。
正気に戻ってからひどい自己嫌悪に襲われ、そうして誰もいないこの地へと逃げてきた。


恋仲【×】　血縁【×】　親友・友人等【◎】　怨恨ほか【◎】


♪炉心融解/鏡音リン


＊鳶さんから頂きました！＊

「犯罪は悪、悪は裁かれるべき対象に決まってんだろ。文句あんのか？あ？」
「俺をそのへんの駄犬と一緒にすんな。犬だってずーっと従順ってワケじゃないんだぜ？」

リッジ(Ridge)/ハハコモリ♂
いじっぱりな性格/打たれ強い
26歳/179cm
一人称/二人称＊俺/お前


・爽やかな見た目で常に口の端を上げて微笑んでいる好青年。
・実際は“犯罪者は絶対裁く”という極端な正義を振りかざす警察官。
・プライドが高く、とにかく鬼畜で外道。
・拷問のような取調べが好き。一部の犯罪者からは“捕まったら最後拘置所送りにされる”と恐れられている。
・見た目に釣り合わないほど口が悪い。
・いわゆる国の犬だが、見返すチャンスをうかがっているらしい。


▼犯罪者を裁きたがる理由▼
彼には歳の離れた妹が1人いた。聞き分けの良い非常に素直な子だったため、彼自身も可愛がっていた。
ある日、彼と妹は誘拐事件に巻き込まれ、さらに運悪く妹は殺されてしまう。
犯人は捕まったものの、殺人を犯した罪を償わせるには証拠が不十分すぎた上に
当時の警察はいい加減な部分があり、子供ながら被害者であったリッジの言い分ではなく
加害者側の言い分を聞き入れたため刑罰が軽くなってしまった。
その事件は彼に“犯罪者は必ず裁かれるべき”という認識を植え付けたと同時に、
警察は信用できない憎むべき組織だと刷り込ませた。
今の彼は“警察”という嫌悪する対象の地位を利用して滅茶苦茶な正義を掲げているだけである。
ちなみに、エリート気質で実績もあるが、この性格が災いし昇級のお達しがない上にその意欲もない。


恋仲【×】　血縁【×】　親友・友人等【◎】　怨恨ほか【◎】


♪7 -seven-/Janne Da Arc

〔▼絡み▼〕

「ちょっ…さわんなボケ！ケガれんだろ！！」
「オレはまちがったことをしたとは思ってない。…アイツには迷惑だったのかな…」

キール(Kir)/ゾロアーク♂
せっかちな性格/物音に敏感
見た目18歳くらい/175cm
一人称/二人称＊オレ/アンタ


・ちょっと遅れた反抗期を迎えている半妖。とにかく素直じゃない。
・種族を除いても人一倍五感が優れているため、周囲の視線に敏感で警戒心が強い。
・しかし、一度内側に許容すればウザいくらい尽くすタイプ。
・その性格が裏目に出て、完全な妖怪から半妖に成り下がってしまった。
・一族で若者は彼しかおらず、必然的に次期長になる予定だったため、清々している。
・擬態が上手くないため不完全。耳と尻尾を触られることを嫌がる。


▼半妖になる前▼
離島で年寄りたちに囲まれてつまらない日々を送っていた。
数年前、フィールドワークのために島を訪れていた一人の人間と偶然出会い、友達になる。
自分と同年代の友達がいなかった彼は初めての友人に大喜びし、とても懐いた。
そんな大好きな友人の役に立ちたいがために、一族の宝を盗み出し史料として献上してしまう。
それはすぐにバレ、“人間と仲良くした上に宝を盗み出した裏切り者”として島を追放された。
そのときに妖力を半減される。友人の行方はわかっていない。


恋仲【◎】　血縁【×】　親友・友人等【◎】　怨恨ほか【◎】


♪AGE/Janne Da Arc

〔▼絡み▼〕

「わたしなら大丈夫で…きゃあぁっ！」
「逃げるだけでは駄目。わたしにだってできることはあるはずよ。」

キャンベラ(Canberra)/ランクルス♀
おっとりした性格/イタズラが好き
22歳/160cm
一人称/二人称＊私/あなた

・未来を見通すことのできる、特別な目を持つ占い師。
・おっとりどころか大幅にズレていて、価値観もちょっとおかしい。
・少し目を離した隙にどこかの溝に落っこちてしまいそうなほどふらふら危なっかしいタイプ。
・じつは、命からがら過去から今の時代に逃げてきた特殊人。
・彼女自身は逃げるだけでなく、どうにかして過去を救いたいと考えている。
・昔と少し異なるせいか、今のスタイルに戸惑いつつも頑張って受け入れようとしている。


▼過去のこと▼
代々、未来を見通す特殊な目を持つ一族の末裔で、彼女は一人娘のいわゆるお姫様のような存在。
一族はその目を使って疫病や災厄から人々を守っていた。
しかし時代が移り変わるにつれ、人々は未来を見通すその力に畏怖の念を抱くようになり、
やがてスケープゴートの対象として一族を虐殺し始めた。
この事態を予知し覚悟を決めていた彼らの目を以ってしても見通すことのできなかった、
唯一のイレギュラー因子であったキャンベラは生かすべき希望だとされ、側近の最後の力によって
今より安全な未来に飛ばされた。


恋仲【×】　血縁【×】　親友・友人等【◎】　怨恨ほか【◎】


♪ブラック★ロックシューター/初音ミク

〔▼絡み▼〕

「え～？何ゆってんの、僕こう見えて天使だよぉ？」
「俺を疑うのか…？同じ“ベルモ”なのに！　……なんて言うワケねーだろ、ハハッ！」

ベルモ(Belmo)/アーケオス♂
ようきな性格/昼寝をよくする
37歳/183cm
一人称/二人称＊僕、俺(裏人格)/君、お前(裏人格)


・“天使”を自称するゆるふわ(？)系オッサン。こう見えても役者。
・持ち前の楽観的思考で周囲を和ませる。
・常備している番傘で空を飛ぶ、男性版メリーポ●ンズでもある。
・普段は明るく大らかだが、時折、性格や喋り方などがまったく変わるときがある。
・正体は解離性同一性障害。いわゆる天使と悪魔を内に飼う二重人格者。
・裏人格のことは知らない。大の甘党で和菓子が大好き。


▼二重人格の理由▼
元々孤児で、幼い頃は修道院で生活をしていた。
そのとき出会った神父に何かを認められ言われた「君は天使だ」というその一言が彼の心を捕らえ、
以来自らを“天使”だと称すようになった。しかし、成長と共に年齢が上がるにつれて
周囲からはだんだんと白い目で見られるようになり、無意識にストレスを溜め込むことになる。
結果、非難の声から自分の身を守るためにもう1つの人格を形成してしまった。
裏人格のときは粗暴。時々、その人格のまま舞台に立っていることもあるらしい。
何も知らない人間は、「彼は役者だからきっと違う自分を演じているんだろう」と思い込んでいる。
裏人格は表人格のすべてを記憶していて表人格は裏人格の存在自体知らないことになっているが、
じつはうっすらと感づいている。それでも白を切るのはそんな自分を認めたくないから。


恋仲【×】　血縁【○】　親友・友人等【◎】　怨恨ほか【◎】


♪セル/Janne Da Arc